きもの心を心地よく刺激 君野倫子「平成着物図鑑」
2008/01/08(Tue)
年末年始は読書意欲が低下して、図書館で借りた「平成着物図鑑」をパラパラ眺めただけ。

1.7着物図鑑

最初にみたときは「いまどきの若い子向け着物の本ね」と感じて、たいして興味をひかれなかったのですが、ビジュアル中心なので意外にも何度も(寝る前に)眺めて楽しみました。 着物と洋服の組み合わせや柄足袋などの写真もあって(このへんはワタシの好みではないけど)、現代的な感覚で気楽に楽しむきもののあれこれが「あいうえお」順で紹介されています。 パッと開いたところ、どこを見てもいいところがこの本のミソ。 きもの本特有の堅苦しさがいっさいなく、きもの好きだけでなく、カワイイもの大好きな女子なら誰でも楽しめそうな内容です。

「これが和装の下着?」とビックリするほどキュートなインナーや、きものとアンティークっぽいレトロな帯のコーディネイト、「いかにも和装」ではない洋服にも持てそうなバッグ類、それにかわいい帯留めばかりか、履き物の鼻緒の柄や根付け、さまざまな柄の帯締め…「載っているものが欲しい」という物欲刺激型ではなく、妄想を心地よく刺激するところも好感度高し(笑)。 きものと帯・帯締め・帯揚げだけでなく、バッグや足袋・履き物まで載っているコーディネイト写真がたくさんあって、履き物とバッグが気になるワタシはジーッ。 「きもの365日」の群よう子なら「邪道」と片づけそうなコーディネイトが多いですけど、著者の「きものが好きなのよ〜」という軽やかな気分が伝わってきて、個人的な好き嫌いを差し引いても楽しめました。 薩摩ボタン(ちっちゃくてステキ!欲しい〜ッ!)とか姫路の文庫革とか、知らなかった伝統工芸が紹介されてて、それも勉強になりました。

【個人的な備忘録として】
・テイジンのコルティコ素材の、洗える紗の紬…ポリなのに着心地がいいらしい。 かなり気になる
・タッチ半衿…つけ外しが60秒でできる半衿ですって
・sisiのグラニーバッグ…ほどよく和風でたくさん入りそう
・文庫屋「大関」の天溝がま口…伝統工芸文庫革の財布はすごく薄手らしい
・加賀の指ぬき…以前から知っていたけど、半衿付けなど針仕事の頻度が高くなると、やっぱり欲しいな
・印伝の鼻緒の履き物…前から好きな伝統工芸・印伝。鼻緒にしてもステキ
・アカシアの下着…和洋に使えそうな、かわいいババシャツ


今日はシュヴィップボーゲンを片づけに納戸へ行ったついでに、きものを引きずり出して、今年初めてのきもの着付け練習をしてみました。 着付け教室が終わってから2週間以上、きものを着ていなかったから少し忘れていたものの、わりとピシッと着られました(自己満足)。 母に嫌みを言われた若すぎるきものと帯、次に母のおさがりの小紋(かなり赤いけど気にせず)と綴れ織りの帯、欲張って2パターンを着てみました。 うまくいかなかった半衿付けの長襦袢も気にせずにどんどん着てしまおっと。 母のきものと帯は着こんであるので柔らかくてカラダにすんなり馴染んで、着ていても気持ちがいいことに気づきました。 きものって不思議、ホントに奥が深いです。

「長襦袢が欲しい病」は、母が「捨てるカゴ」に放りこんでいた古い長襦袢を救出して半衿を付けて見事クリア!(大げさ) 小金が入ったら、やっぱり一番に履き心地のいい草履が欲しいなあ。 でも、小金っていつ入ってくるのかしら?? 
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