積ん読本消化月間(2) 司馬遼太郎「最後の伊賀者」

司馬遼太郎は国民的作家のようですが、実はあんまり読んでいません。 ずいぶん前に「国盗り物語」「龍馬がゆく」を読みかけて、いずれも放りだしてしまいました。 歴史を勉強したんだけど、歴史小説は苦手なんです。 なんでかな?

5.6最後の伊賀者

この短編集「最後の伊賀者」もどうして購入したのか、まったく覚えがなくて(ボケ?)。 江戸時代の画家・松村呉春(&師匠・与謝蕪村)、長沢蘆雪(&その師匠・円山応挙)を主人公にした短編に興味を持ったのかも。 う~む、しかし読んでみるとやはり共感できませんでした。 司馬さんは、絵を描く人の感覚にあまり同化できないんじゃないかと思ったりしただけ。 たとえば、辻邦生だとクサイほど高らかに芸術への賛歌を謳うような熱気があって、そういう画家が胸の奥にくすぶらせている炎に感応する部分があるのですが。 江戸時代の絵師が打算しながら描いていたという面も十分にあると思いつつも、司馬さんの芸術観とは隔たりを感じたまま読了しました。 ひとつ気がついたのは、司馬さんの小説って、必ず登場人物それぞれが心中を独白するんですよね。 完全な「神の視点」で書いているにしても、これほど全員の主観をケロッと書いてしまう作風って珍しいのではないでしょうか。 司馬さんの小説はワタシには合わないことがハッキリしました。 もう読むのはやめよう。

今日はこどもの日。 菖蒲が雨の中で満開になりました。 ダラダラして仕事はさぼったまま…ま、いいっか。

5.5菖蒲

昨夜、猫が我が家のまわりをグルグル回りながら大騒ぎ。 今ごろ猫の恋の季節? 遅くない?

5.5猫

夕方また切なそうな声がすぐ近くから聞こえてきたので、窓を開けてみたら、このおデブさんが塀の上にすました顔で座っていました。 雑草も猫も放っておくとどんどん増えてしまうから、一応「シッ」といってみた。 けど、ぜんぜん平気。 嫌がらせにカメラを向けてみたけど、「カワイイから撮ってくれるの?」と言いたげ。

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