積ん読本消化月間(3) 安部龍太郎「彷徨える帝」

部屋の整理を兼ねて、手元にあったことさえ忘れていた本をまだ読んでいます。 安部龍太郎の「彷徨える帝」は、ずいぶん前に知り合いから「読まないなら捨てていいから」と押しつけられた本(笑)。 おもしろい本を紹介しようという目的ではなく、自分のための覚え書きとして残しておくだけ。 たぶん誰の参考にもなりません。 苦手だといいながら、また歴史小説です。 

5.11彷徨える帝

「彷徨える帝」は南北朝後期=戦国時代に突入する直前の「後南朝時代」(←ワタシの歴史認識は保証できません。気になる人は自分で調べてください)を背景とする歴史小説です。 「後南朝時代」という呼び方があったことすら知りませんでした。 足利義満の子どもで、兄が死んだために将軍職が転がりこんできた(それもくじ引きで!)6代将軍・義教(よしのり)の時代なんて、歴史でほとんど習いませんよね。

表紙の毒々しい絵が気持ち悪くて、ぜんぜん読む気がしなかったのですが、読み始めてみたら意外におもしろかったです。 歴史活劇という感じで、主要登場人物の葛藤を織り交ぜた展開は先へ先へとページを繰らせるだけの力がありました。 北朝のために働く朝比奈範冬、南朝復興のために命をかける北畠宗十郎、2人を主人公とすることで(メインは宗十郎)あまり一方的でない歴史観で書かれているのも好感を持ちました。 もやもやとした決着に過ぎない歴史事実をふまえた上で、小説として後味を悪くしないように工夫されていて、800ページ弱の分厚さがあまり苦になりません。 後醍醐天皇の呪力がこめられた不気味な3面の能面をめぐって暗闘が続くストーリーを追えば、表紙の絵の意味もわからないでもない…(でも、もうちょっと気持ち悪くない方がいいのに)。

5.11アッツ桜

先週、30℃を突破した日はなんと蝉が鳴いた(!)のに、昨日から異様に寒いです。 家の中でジッと座って、パソコンに向かって仕事をしていると寒さにぶるぶる。 気候はどうなっちゃったの? 寒暖の差が激しすぎて、カラダがついていけません。

5.11モチバツツジ

ダラダラ過ごしたゴールデンウィークのツケを、いま払っております。 う~ん、でも仕事がぜんぜん進まない…のに、ブログを書いている場合じゃない!と自分を叱咤激励してみる(無意味)。 エンジンがかからないと、どれだけ時間をかけても進まないんですよ。 かといって、完成度なんて無視していいから、どこかから手を付けないと永遠に終わらないわけで…。 来週は忙しいから、今週末にケリを付ける予定だったのにな。 頭がぜんぜん動いてくれません。

上の写真はアッツ桜、下はモチバツツジ。 雨の後に庭に出ると、ついまた雑草抜きに専念してしまいそうになります。 先週もまた虫に刺されて、両足首がパンパンに腫れあがったから、しばらくは庭でウロウロしない方がよさそう。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する