積ん読本消化月間(4) 藤沢周平「日暮れ竹河岸」

歴史小説は苦手といいながら、また読みました。 それも、ふだんワタシがまったく読まないお江戸もの、藤沢周平「日暮れ竹河岸」です。 文庫本が出た頃、どこかの書評を読んで興味を持ったような記憶があります。

5.14日暮れ竹河岸

編集者が選んだ浮世絵をお題として、藤沢周平が江戸の12ヶ月を原稿用紙12枚ほどで切りとった掌編+広重の「名所江戸百景」からインスピレーションを得て書いた7編の短編小説が収録しています。 市井に生きる人たちの喜怒哀楽の一瞬が、手慣れた筆致で書かれています。 とっても地味な内容なのですがしみじみします。 たぶん、それがお江戸ものの魅力なんでしょうね。 でも、それなら続けて藤沢周平やお江戸ものを読もう…という気にもならず。 こういう普遍的な「しみじみ感」は現代を舞台にしても書けると思うのに、地味すぎて小説として成立しないんでしょうか?

今まで読めなかった本ばっかりでは辛いので、映画公開に合わせて文庫化されたイアン・マキューアン「贖罪」を読むことに。 もともとは映画がみたかったんだけど、遅読なワタシが映画の上映打ち切りになる前に読み終われるかな(ドキドキ)。 実はマキューアンの「アムステルダム」はぜんぜん肌に合わなかったので、ちょっと不安。

5.14ツクバネウツギ

火曜日は6時起きでちょっと遠方まで仕事で出かけて、それなのに締切はその日のうち。 前夜3時間くらいしか寝てないのに必死で仕事をしたら、頭が煮えて寝つかれず。 昨夜は恐ろしいような雷が執拗にゴロゴロ鳴って寝にくいまま、お茶のお稽古へ。 またまた、まったく新たなことを習って頭が飽和状態。 いつもよりさらに延長されて、すごい内容の濃さと寝不足が重なってヨレヨレです。

写真の花はとっても小さくて、門扉の横にあるんですが、ほとんどの人(父も)は気づきません。 ネットで調べたら、衝羽根空木(ツクバネウツギ)というらしいです。 母はなんだか別の名前を言っていた気がしますが…??

コメント

マキューアン「贖罪」は良いらしいと聞くのですが、私も「アムステルダム」が読み終わった瞬間床に投げつけた(誇張ではなく、本当です)くらい全然ダメだったので躊躇してしまいます。

vogelさんが面白かったなら読んでみようかな。

2008/05/15 (Thu) 23:48 | piaa #- | URL | 編集

piaaさん、そうなんですよ!
躊躇しますよね、マキューアンを読むのは。
「アムステルダム」があまりにもつまらなかったから、「贖罪」の評判を知りながらも読む気にならなかったんですが、映画につられてしまいました。 出版元の思うツボですね。
大河ドラマ風らしいので期待してるんですが、どうでしょう?

2008/05/16 (Fri) 01:02 | vogel #9JN9NMwM | URL | 編集

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