積ん読本消化月間(5) 梶井基次郎「檸檬」

ずーっと前に「檸檬」1編だけ読んで放置していた梶井基次郎の短編集「檸檬」。 本の山の麓から出てきました。

6.1檸檬

掌編みたいなごく短い作品も含めた短編ばかりなのに、読むのにすごく時間がかかりました。 梶井基次郎の小説の世界がイヤだったわけではなく、むしろ日本語の表現はとても心地よかったんですが。 一字一句おろそかにできなくて、言葉のひとつひとつを口に含んで飴をゆっくりゆっくり溶かすように味わいながら読みました。 この人の文章は飛ばし読みや斜め読みなんてしたら、なんの意味もない、読んだことにならないと思います。 あらすじなんてどうでもいいんです。 どうせ、ストーリーなんてほとんどないのだから。 すべて肺病を病んで死に向かっている自らの周囲をスケッチしたような私小説です。 でも、普通の私小説とは違う。 ものすごく暗いテーマなのに、なんなのでしょう、この突きぬけた冷静な視線は。 とにかく表現や比喩が独特なんです。 きっと病身の自分をもてあましながら、誰も使ったことのない自分だけの表現を必死に探したんでしょうね。 突飛じゃないけど、個性的な比喩。 比喩について考えたくなったら、再読してみたいです。 ストーリー性を無視した詩のような小説なので、好き嫌いは別れそう。

6.1京鹿子

京鹿子がかわいく咲き始めました。

今日はなんとか先日の大阪での仕事をまとめられました。 やれやれ。 明日は5時30分起きでゲロ日帰り仕事です。 ゲロ…。 帰ってきたら速攻でまとめなくてはいけない…ゲロ。 今日は早寝しなくては。

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