旅人の気分 角田光代「いつも旅のなか」

最近、お茶を習い始めたせいか気候のせいか、はたまた気が進まない仕事をしているせいか、あんまり読書が進みません。 「これが読みたい!」という本との出会いがなくて、随筆やエッセイ(両者の違いは判然としませんが)を寝る前にパラパラめくるだけです。 そんな状況ながら、本屋さんの新刊コーナーでたまたま見かけた角田光代「いつも旅のなか」は読み出したら止まらなくて一気に読み。 目先の仕事に振りまわされて、なかなか感想が書けずにいました。

6.18いつも旅のなか

旅についてのエッセイ集なのですが、特に劇的だったりする旅をしているわけでもないのに、おもしろかったです。 角田光代の小説が苦手な人でも、これなら違和感なく読めそう。 角田光代が世界中のものすごくいろんなところを、たいていは一人でバックパッカーとして旅していることに、まず驚かされました。 生まれながらの旅人体質なのでは…と思うんだけど、本人は旅に対してきわめて消極的なスタンスなのも興味深い。 計画を立てたり、チケットを手配したり、ひとりでウロウロするのは苦手…なんて言ってますが、普通の人はとてもここまで自由に旅したりできません。 観光名所をめぐる旅が好きとか、パック旅行しか興味がないとか、海外へ行くのはブランドものを買うためというヒトには決しておすすめしませんが、実際に個人旅行をあまりしない人でも「自由に旅できたらいいなあ」と妄想する体質の人なら楽しく読める内容です。

近ごろ、こういうぶらぶら気ままに歩き回る旅をしていないなあ…別に海外とか遠いところじゃなくても、知らない町を歩いてみたいと強く思いました。 奈良とか兵庫とか滋賀とか、近場で日帰り旅でもしてみようかな。 10年近く「もう一度行ってみたい」と思っている直島行きもいつか実現させたいし、瀬戸内海のぜんぜん知名度のない小さな島も訪ねてみたいなあ。 そうそう、明石にも行きたいんだった。 明石焼きとビールの写真を見てから、食べたくて食べたくて頭から離れなくなってしまった(笑)。
 
6.18サフランモドキ

サフランモドキが一輪だけパッチリ咲きました。 今日は30℃を超えて暑かった~。 あっさりしたものが食べたくてお遣いに行ったのに、塩焼きに向いてそうな魚がなくて、ニンニク抜きで生姜たっぷりの水餃子に変更。 あんまり水餃子ってしたことがないんだけど、ポン酢につけて食べたら、ツルツルッとした口当たりでおいしかった。 やっぱり餃子は、多少不細工な形でも手作りが一番。

■マーシャさん
無事でよかった! 地震のニュースを聞いたとき、まっさきにマーシャさんのことが頭に浮かんだんですよ。 ブログ拍手で無事を伝えてくださって、本当にホッとしました。 余震が続いているようで、しばらくは落ち着かないでしょうね。 阪神大震災後、ワタシは地震過敏症になって、就寝中ちょっと揺れても心臓がバクバク。 きっとそちらでも、みなさん、そういう感じなのでは…と想像しております。
Category: 角田光代

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する