総合職のオンナ限定 奥田英朗「ガール」

今年はいままで読んだことがない作家の作品を読んで、近頃マンネリ気味で停滞中の読書欲を刺激してみようと思っています。 前回の川本晶子はまったくの直感で選んだのですが、奥田英朗はいろいろ話題作を書いていて前から何か読んでみたいと思っていた作家。 「最悪」が気になりつつも、しんどいときに読む本ではなさそう。 そこで文庫化されたところの「ガール」を手に取ってみました。

1.27ガール

30代半ばのOLを主人公とする短編集です。 書評などでは働く女性が主人公で元気が出る小説だと好評でしたが、ワタシには「?」。 フツーです。 「ふーん」と読んで終わり。 まったくおもしろくないというわけではありませんが、別にどうこういうほどおもしろみも新鮮みも感じられませんでした。 会社勤めって、こんなにお気楽か? いまどき、こんなに温かな雰囲気の職場に恵まれた人がどれだけいるでしょう?? どこまでも作り話のようにしか思えませんでした。 ま、これを読んで「明日からも会社でがんばろう」と思えるOLが大勢いるなら、それはそれでいいことだけれど。

OLといっても、この短編集の主人公たちはみんな大企業の総合職。 「普通のOL」とはちょっとニュアンスが違うような気がしますが、大会社勤めをしたことがないワタシにはハッキリとは分かりません。 かなりお給料がよくて、事務職とは違って制服を着なくていい立場で、有名メーカーや広告代理店のしゃれたオフィスで、部下への心配りができる上司に恵まれていて…そういう人が読んだら共感できるのかも? この本は即マーケットプレイス行き決定。 これからも、この著者の本を読むかどうかはビミョウ。

更新しない間に、読んだ本の感想がたまってきました(お金なら貯まるとうれしいけど)。  部屋の片付けとか、請求書とか確定申告とか、やらなきゃいけないこと山積み。 なのに、食欲がまったくなくて、食べると気分が悪くなって、焦る。

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